オリーブの樹
岡山の税理士のブログ
仏事

「永代供養」「納骨堂」の内容は?

様々な理由で、「お墓詣りができない。」「お墓、仏壇を承継する人がいない。」などの事情で困っている人に代わり、永代にわたり供養してくれるのが永代供養です。基本的にはお位牌を預け、回忌供養などの一切をお任せすることになります。

一方、納骨堂や納骨堂や合祀墓(共同墓)は遺骨を共同で管理する施設ということになります。お盆やお彼岸などの節目にご供養をしていただく事で永代納骨堂ともいわれます。共同で管理するため、個別のお墓に比べ費用が安くなる場合が多いようです。

このように永代供養と納骨堂や合祀墓は基本的には別のものなのです。混同しておられる方も多いようですがはっきりと区分することが必要です。

最近では「田舎に古いお墓があり、家族の誰もお参りに行けない。」などの理由でお墓を引き上げて改葬し、永代供養にする場合もあるようです。ただし、永代供養や納骨堂、合祀墓とも、檀家である事などの条件がある場合が多いので、事前の確認が必要です。