最近テレビや新聞雑誌などで取り上げられている「散骨」「樹木葬」について説明します。

「散骨」とは火葬した遺骨を粉末にして、すべて、または一部を海や山へ撒く方法です。「故人の遺骨を自然に戻してあげる。」というのが散骨の基本的な考え方です。
海が好きだった方、山が好きだった方の遺族が故人の意思を尊重して行う場合もあります。ただしどこでも好きなところへ散骨できる訳ではなく、様々なトラブルが発生事例も多くあります。
また、「樹木葬」とは、墓石の代わりに樹木を墓標として供養するお墓のことです。実際には霊園や墓地にある樹木の元に遺骨を埋葬することになります。
「岡山 散骨」で検索すると瀬戸内海でのクルーザーからの「海洋葬」というのもあるようです。
一定の地区を墓所に見立て共同で埋葬する「樹林墓」もあります。
いずれも墓地として許可されている場所へしか遺骨を埋葬できません。従来のお墓と比べて費用が安くなる場合が多いようです。
しかし、樹木葬・樹林墓は以降の維持管理が難しいため事前に管理者を見極めておくことが必要です。
いろいろな埋葬のしかたがありますが、私はやっぱり「お墓」派です。