今朝の朝日新聞は「外貨建て保険」の記事が一面でした。
2018年度の外貨保険の販売が前年から5割増で過去最高となったとのこと。
老後の資金対策のため、高利回りでの運用商品として銀行窓口で人気になっているそうです。
しかし記事の中身は、「元本割れの十分な説明されていない」や「別の目的で銀行に行ったら勧誘された」など苦情が増加している記事が中心でした。
販売時には高利回りの説明が中心になり、運用はドルなど外貨ベースで、受け取る際に円に両替する際、為替差損が発生する場合があること、外貨両替時の手数料が発生することなどの説明が不十分となっている場合が多く、苦情の8割が説明不足からです。
生命保険協会の話では高齢者に「外貨建て保険」を販売するときには、より説明を理解していただくために親族にも同席を要請しているそうです。
「外貨建て保険」は高利回りだが、受取時に為替リスクがあることを十分理解したうえで契約をしましょう!
