2019年の路線価が7月1日に発表されました。
中国地方の路線価は標準宅地の変動率の平均は0.7%の上昇。
岡山県内では0.2%の上昇となっており、2年連続のプラスとなっています。
岡山の最高路線価地点はJR岡山駅に面する岡山高島屋前の市役所筋(東側)で1㎡辺りの価格は137万円。前年比で8.7%増と前年の上昇幅を上回っています。再開発などに伴う活発な取引により岡山市と倉敷中心部での伸び率が全体をけん引しています。
全国でも1.3%上昇していて、バブル期以降初めて4年連続の上昇です。上昇率のトップ10は都市部と観光地が上昇しており、北海道、沖縄、大阪、京都が含まれています。
都市部のオフィス不足や賃貸マンションへの投資熱の高まり、インバウンド(訪日外国人客)向けのホテルの建築などが地価をひきあげているようです。
しかし、人口が減少し課題となっている郊外では下落が目立っていて都市部と郊外と2極化が目立っており、さらに進行すると思われます。
